知床国立公園の魅力
知床国立公園は平成17年7月に世界自然遺産に登録された、北海道を代表する国立公園です。
公園内ではオジロワシ、シマフクロウ、ヒグマ、シロザケなどが生育している自然豊かな観光地として、地元の方はもちろん遠方から訪れる機会も多い場所となっています。
知床国立公園では周辺海域を含んだ6万haにも及ぶ非常に広大な面積を持っており、その半分以上が特別保護区となっているのが特徴です。
自然豊かな場所でもあるため季節によって見せる姿が異なり、何度来ても楽しむことができる場所と言えるでしょう。
特徴
知床国立公園には各場所においてそれぞれ違った特徴を持っています。
例えば知床五湖ではヒグマの爪痕や獣道など、そこに暮らす動物の生き生きとした生活を感じられます。
高架木道では電気柵が整備されているため、ヒグマとの遭遇も心配せずに歩けるので、安心しながら楽しむことができます。
また熊越の滝と呼ばれる迫力ある滝の展望台では野鳥の観察もすることができ、自然を手軽に味わうことができるためおすすめと言えます。
付近には売店や自然体験の観察会などさまざまな施設があるほか、利用者が楽しめるような催しが行われています。
季節ごとの主なイベント
知床国立公園での季節ごとの主なイベントとしては、より自然に触れ合えるような時間を設けてもらえるようなものが多数存在しています。
公園内にある知床自然センターでは、ロビーで季節ごとに写真展や展示会などが行われているため、いつ来ても四季折々の美しさを楽しめるように工夫されています。
また羅臼ビジターセンターでは、定期的に自然にまつわるイベントが開催されているため、こまめにチェックすると良いでしょう。
ただし春夏などヒグマが活発になる時期は、遊歩道が規制されることもあります。
さらに豪雪時となる冬場では、山への立ち入りが制限されることがあるため注意しましょう。
アクセス
知床国立公園内の羅臼ビジターセンターへは電車での利用がやや難しいため、車やバスでの利用をおすすめします。
車でアクセスする場合には中標津空港から約1時間半、女満別空港から約2時間半の距離を走ると到着します。
またバスを利用する際には最寄バス停は「羅臼温泉」となり、ウトロから約40分の距離となります。
北海道でも有名な温泉地である羅臼温泉からは徒歩で10分ほどの距離にあるため、気軽に訪れることができると言えるでしょう。
北海道ならではの広大な景色を満喫できる知床国立公園は、まさにツーリングの目的地としても最適な場所だと言えます。