小樽運河の特徴

小樽運河は、北海道の数ある観光地の中でも抜群の人気を誇る観光スポットの1つです。
古い町並みが運河沿いに並び、ノスタルジックな景色を楽しむことができます。

運河自体は大正12年で、北海道の開校都市、小樽の開運を長らく支えてきました。
水路に沿って並ぶ倉庫は、その昔ながらの面影をのこす歴史的にも重要な場所です。
運河としての役目を果たした後は、整備され現在の観光地としての姿となりました。

運河に沿って走る散策路には、ガス灯が63基設置されています。
日が暮れるとこのガス灯の明かりが運河や倉庫を照らし出し、趣のある景色へと変化するのも魅力の1つです。

おすすめの散策プランは、中央橋から浅草橋まで運河散策路を通ってお散歩するコースです。
ぐるりと1往復して、最後に運河プラザでお土産を見るというルートがライトな小樽運河の楽しみ方です。
他にも観光する場所があって、小樽運河でゆっくりできないという方に特におすすめのプランです。

もし小樽でたっぷりと時間が使えるという方は、小樽運河周辺に点在している飲食店へと足を運んでみましょう。
石造りの倉庫内にある地ビールレストランや北海道フードが多数楽しめる食堂、そして須戸の一角を利用してつくられたカフェなど、おすすめのお店がたくさんあります。
もちろん北海道の海の幸を堪能できるお店もたくさんあるので、チェックしてみてください。

季節によって楽しみ方が変わる小樽運河散策

小樽は、訪れる時間帯や季節によってさまざまな表情を見せてくれます。
そんな小樽のなかでも、春から秋にかけて運行しているのが「小樽運河クルーズ」です。
小舟に乗って川下りをしながら小樽の景色を楽しむことができるこのクルーズは、なんと船頭さんの解説がついてきます。

日中の景色を楽しみたい方はデイクルーズに、夕方以降のガス灯が灯しだす景色を楽しみたい方はナイトクルーズに参加しましょう。
運行時間は季節によって異なるので、あらかじめ公式ホームページで時刻表を確認するようにしましょう。
クルージングの所要時間は約40分なので、がっつりと船上からの観光を楽しむことができます。
デイクルーズの料金は大人1,500円、ナイトクルーズの料金は大人1,800円で、こども料金はどちらも500円となっています。

冬の季節には、札幌雪祭りの時期と同じ時期に開催される「小樽雪あかりの路」というイベントがおすすめです。
14万本以上のキャンドルが街を照らし、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
札幌雪まつりをメインに楽しみながら、小樽にも立ち寄るというプランもおすすめです。
小樽運河へのアクセスは電車が便利で、JR函館本園小樽駅で下車し、小樽港方面に8分歩けば到着します。