藻岩山の特徴

藻岩山とは、札幌市の南区に聳え立つ山です。
標高は531mで、札幌市内からも簡単に足を運べる人気のスポットとなっています。
この藻岩山はアイヌの人々の聖地としても有名で、元々はインカルペというアイヌ語で呼ばれていた場所でした。

藻岩山の特徴は、自然が豊かであるという点です。
山肌をおおう原始林は四季折々の美しい景色で私たちの目を楽しませてくれます。
こうした魅力から、国の天然記念物にも指定されているのです。

特に人気のある季節は、野草が顔尾を出し始める春や美しい紅葉が見られる秋です。
これらの時期は登山客が通常よりも増えるため、とても賑やかになります。

また、現在の藻岩山はただの自然スポットではなく、レストランや観光客向けのお土産ショップなどもあるテーマパーク的なスポットとしても有名です。
特に天空レストランと呼ばれているTHE JEWELS RESTAURANTは、札幌市内の中で最も標高の高い位置にあるレストランとして知られています。
店内は一面ガラス張りとなっているため、どの席に座っても素晴らしい景色を眺めることが可能です。
絶景を眺めながら食事を楽しみたいという方は、是非1度立ち寄ってみてください。

藻岩山の見どころはロープウェイとケーブルカー

藻岩山には、1番の目玉となっているロープウェイとケーブルカーがあります。
ロープウェイは山の中腹まで登ることができ、ゴンドラからは札幌市の街並みを一望することもできます。
上から見下ろす藻岩山の大自然に圧倒されること間違いなしです。

ケーブルカーは、山の中腹から山頂までをつないでいます。
森林体験型のシステムを導入しているため、森の中を移動しているような感覚で乗車時間を楽しむことができます。

藻岩山へのアクセス

藻岩山へのアクセスは、市電の利用をおすすめします。
市電に乗車しロープウェイ入口で下車すれば、そこからは無料のシャトルバスを利用して藻岩山へ行くことができます。
シャトルバスの間隔は15分おきとなっているので、すぐに次のバスが来るのがポイントです。
シャトルバスは曜日や季節によって運行時間が異なるため、事前に公式ホームページなどで時刻表のチェックを忘れないようにしましょう。

また、JRの札幌駅からも直通のバスが出ています。
JR北海道仮設バス停13番乗り場からJR北海道バス啓明線50に乗車し、もいわ山ロープウェイというバス停で下車します。
乗車時間は約37分です。

藻岩山にはもいわ山ロープウェイ乗り場の近くに無料の駐車場が用意されているため、車でのアクセスも可能です。
藻岩山を車で登りたいという方は藻岩山観光自動車道を利用しましょう。
この道を利用すれば、山の中腹まで車で上がることが可能です。