北海道は米どころ

かつて、北海道では稲作は不可能と言われていました。
それがたくさんの人の知恵と知識を集結させ研究を続けた結果、稲作ができるようになり、さらにはブランド米をたくさん輩出するようになりました。
今では北海道は日本を代表する米どころとなっています。

そのような北海道では美味しいお米も多く、それを使ったお土産も出てきています。
その一つが北海道米であるゆめぴりか、ふっくりんこ、おぼろづきを使った北海道生まれのおせんべい、サムライ煎兵衛です。
ここでは北海道の新しい人気お土産にもよく選ばれているサムライ煎兵衛がどのようなものか紹介していきます。

サムライ煎兵衛とは

サムライ煎兵衛のロゴは浮世絵のような侍の顔が書かれたものです。
これはサムライ煎兵衛という札幌市中央区のおせんべい屋さんのロゴです。
この侍の名前はかまだ煎兵衛という名前で、美味しいおせんべいを作るために良いお米を探して江戸から蝦夷へ来たという設定です。
美味しいお米を探して見つけ出した北海道米を100パーセント使ってかまだ煎兵衛が全て丁寧に手焼きで焼き上げているのです。

サムライ煎兵衛のルーツは昭和38年創業の鎌田製菓にあります。
代表の母と祖母が鎌田製菓手焼きせんべいを焼いていたことが始まりです。

当時の鎌田製菓のおせんべいは小麦粉を使ったものであり、お米は使っていませんでした。
そこで、お米のおせんべいを作ることを考えて、試行錯誤ののちに生まれたのがサムライ煎兵衛です。

製造を始めた頃はなかなか売れず苦戦をしたのですが、おせんべいを飲食店のお通してとして出したところ少しずつ評判になっていきます。
そのあと、札幌のオータムフェストに出店をして一気に人気に火がつきました。

北海道米の良さを感じられるおせんべい

サムライ煎兵衛のおせんべいでは、お米が全て北海道産なだけでなく、どれも産地までこだわっています。
これは、それぞれの米の特徴を最大限生かすためのこだわりで、厚さ大きさ、成分まで絶妙な調整が行われるこだわりです。

せんべいは全て手焼きで一枚一枚丁寧に焼かれています。
手焼きせんべいというのは気温や湿度によって仕上がりが左右されるので、職人の技でその日のベストな焼き加減を調整して作っているのです。
店舗ではこの焼きたてせんべいを食べることもできます。

お土産用のおせんべいも色々と並んでいます。
サロマの焼き塩を使った塩も美味しいですし、他にもバラエティに富んだ味が並んでいるので色々なものを詰め合わせて送るのもおすすめです。
おかきも販売されており、こちらも人気を集めています。
せっかくなので、三種類の米の違いも食べ比べられるよう、味だけでなくお米の種類もミックスしてお土産にするのがおすすめです。