約330度の大パノラマ
北海道標津郡中標津町にある開陽台展望館は、約330度の大パノラマで知られています。
中標津空港から車で15分のところにあり、北海道屈指の絶景スポットとされています。
開陽台展望館から、はるか遠くの知床連山、国後島、根室半島などを一望できます。
ところで、360度ではなく330度となっている理由ですが、近くに山々があるため330度が限界なのだそうです。
また、人間は360度首を回すことができず、視界は330度までという説もあります。
屋上にあるパフォーマンスサークルから、眺めの良い大自然を見られます。
展望台から地平線が見渡せるので、丸い地球が感じられるでしょう。
季節の良いときには、屋上でさまざまなイベントを開催しています。
ただし、天気が悪いと、霧がかかって視界が閉ざされます。
地平線が見渡せるのは天気の良い日なので、快晴の日を選んでお出かけください。
パノラマ館の中
パノラマ館では、北海道の四季の変化を映像や音響によってドラマチックに映し出します。
また、地域の写真サークルによって写真展が開催されており、美しい風景写真が展示されています。
天気が悪くて絶景が見られないときには、この風景写真をごらんになってお帰りください。
1階の軽食コーナーで、ホットドッグ、「シレトコ・ジェラート」や「はちみつソフトクリーム」などが食べられます。
はちみつソフトクリームは、濃厚なソフトクリームにはちみつがたっぷりかかっています。
開陽台展望館に行ったときに、ぜひはちみつソフトクリームを味わってみてください。
開陽台展望館の周辺
開陽台展望館の周辺には、「裏摩周展望台」や「神の子池」、「道立ゆめの森公園」などがあります。
広大な北海道には、数多くの展望台が存在しています。
裏摩周展望台は、有名な摩周湖を東側から観光できるポイントです。
摩周湖は西側を表、東側を裏としており、西側には第一展望台と第三展望台の二つの展望台があります。
霧がかかっていると第一・第三展望台からは摩周湖が見えないときがありますが、裏摩周展望台から見られることもあるようです。
表に比べると観光客が少なめで、摩周湖目当てで訪れる観光客に人気のスポットとなっています。
なお、神の子池には、摩周湖からの地下水が湧き出ているとのことです。
水が澄んでいるから、底に横たわる倒木までハッキリ見える神秘的な池です。
池の温度が低いため、沈んでいる倒木は腐らず、まるで化石のような状態で神の子池の底に沈んでいます。
道立ゆめの森公園には遊具がたくさんあり、子供連れの家族が遊ぶことができます。
開陽台展望館や裏摩周展望台はどちらかというと大人向けなので、家族で出かけたときは道立ゆめの森公園まで足をのばしてみてください。
また、パークゴルフ場やデイキャンプ場を併設しており、ゴルフやキャンプも楽しめます。